Masashi Nakamura
よい写真とは
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α330,DT 50mm F1.8 SAM,SAL50F18,1/60,F2,ISO 100
なんということのない写真です。
葉っぱがない木を見てると心細くなります。
それはそれとして、よい写真とはどういうものなんだろうか、と考えることがあります。
思い出に残したい大切な瞬間、それはきっといい写真なのでしょう。
性能の高い機材で撮ったシャープにな写真、それもきっといい写真。
では上にあげた写真はいい写真なのでしょうか?
いいえ、まったく面白味のない写真です。
カプチーノ写真級につまらない写真です。
なんのメッセージもないただの枝なのですから。
しかしどうでしょう。
撮った人が「なんだかこの時期の木の枝は、血管みたいでおもしろいと思ったんだ」と言ったとしたら急に見方が変わるのではないでしょうか。
え、この人そういう視点で撮ったの!?と。
そういえばPHOTOHITOのコンテストが夏にありました。
テーマは「青」でした。
最優秀賞に選ばれていたのが学生の後ろ姿だったのは記憶に新しいです。
そこには「青春」というメッセージが込められているのだとかでハッとしました。
http://photohito.com/contest/2015/summer/result/
ちなみにこの写真を撮った時は血管だなんて思って撮っていません。
自分の撮った駄作たちを今一度みかえしてみて、これはどうすれば良くなったのだろうか、と考えた末の一つの解答にしかすぎないのです。
これからは、頭を柔らかくしてシャッターをきっていこうと思いました。
Tag : DSLR-A330, DT 50mm F1.8 SAM, SAL50F18, α330